auかんたん決済でApple製品の現金化をする方法

今回はauかんたん決済(au PAY)でもペイディApple専用現金化のような方法はできるのかについて説明させていただきます。
auかんたん決済の基本サービス
まず、auかんたん決済とは、au IDを利用してスマートフォンやPCで購入したサービス利用料金などを月々の通信料金と一緒に支払える決済サービスです。このサービスはキャリア決済の一種で、通信キャリアが提供する決済代行サービスとして分類されます。
auかんたん決済とau PAYの違い
au PAYはスマホ決済サービスです。au PAY残高にチャージして利用できる決済サービスですが、チャージできる一つのauかんたん決済も統合されて正式名称は『au PAY(auかんたん決済)』と2025年6月19日から変更されました。この為現金化業者が対応するカードの種類でau PAYがあった場合はこのキャリア決済にも対応していると考えて基本的には大丈夫です。
auかんたん決済の審査基準と利用限度額

審査の仕組みと判定基準
auかんたん決済の審査システムは、従来のクレジットカード審査とは大きく異なるキャリア独自の与信モデルを採用しています。これは通信サービスの契約実績と支払履歴を基盤とした審査手法で、金融業界ではテレコム・クレジットスコアリングと呼ばれています。
審査要素の詳細分析
利用上限額は顧客ごとに異なり、契約中の通信ブランドや支払い状況、サービス利用状況等に応じて基準により変動することが公式に明記されています。具体的な審査要素は以下の通りです。
- 契約期間: 回線契約からの経過月数(長期契約者優遇)
- 支払履歴: 通信料金の延滞履歴の有無と回数
- 契約プラン: 料金プランのグレード(高額プラン契約者優遇)
- 利用実績: 過去のauかんたん決済利用履歴と支払状況
- 年齢: 20歳以上の成人であること(未成年者は保護者同意必要)
審査難易度の客観的評価
業界データによると、auかんたん決済の審査承認率は約85-90%と推定されており、これは一般的なクレジットカードの60-70%と比較して高い水準です。これは通信料金の支払実績がすでに信用情報として蓄積されているためで、既存顧客の信用力を活用したスキームの効果といえます。
ただし、以下の条件に該当する場合は審査が厳しくなる、または利用停止される可能性があります。
- 過去6ヶ月以内に通信料金の延滞がある
- 同一名義で複数回線契約している場合の合算利用額超過
- 短期間での高額決済が連続している場合
- 法人契約の場合(個人契約と審査基準が異なる)
利用限度額の設定と変更方法
au PAY(auかんたん決済)通信料金合算の利用限度額は、加入年月、KDDIサービス利用料金の支払い方法、および利用状況等に応じて決定され、最大100,000円/月までとなっています。
利用限度額の段階的設定システム
auかんたん決済では、ユーザーの信用度に応じて段階的に利用限度額が設定されています。一般的な設定パターンは以下の通りです。
- 初期設定 (契約1-3ヶ月): 10,000-30,000円/月
- 標準設定 (契約6-12ヶ月): 30,000-50,000円/月
- 優良顧客 (契約1年以上): 50,000-80,000円/月
- プレミアム (長期契約+高額プラン): 80,000-100,000円/月
限度額変更の具体的手順
My auの「請求・支払関連のお手続き画面」から「au PAY(auかんたん決済)」を選択し、「利用限度額の変更」で設定可能な範囲と現在の設定額を確認できます。
詳細な変更手順
- My auアプリまたはWebサイトにログイン
- 「請求・支払い関連手続き」を選択
- 「auかんたん決済」→「利用限度額の変更」をタップ
- 希望する限度額を選択(設定可能範囲内)
- 4桁の暗証番号で認証
- 設定完了(即座に反映)
限度額増額の成功確率を上げるポイント
- 継続的な利用: 毎月少額でも継続して利用する
- 支払遅延の回避: 通信料金の支払いを遅延させない
- 契約プランのアップグレード: より高額な料金プランへの変更
- 複数サービス利用: auでんき、auじぶん銀行等の併用
これらの要素を総合的に評価して、システムが自動的に最適な限度額を算出・提案します。なお、限度額の変更は月1回まで可能で、増額申請が却下された場合は3ヶ月間再申請ができません。
auかんたん決済とApple製品購入の現状
以上のようにauのキャリア決済枠でクレジットカードの様に後払いができる仕組みなのですが、auかんたん決済を利用したApple製品の購入について、多くのユーザーが混乱している点があります。結論から申し上げると、auかんたん決済ではApple Storeでの物理的なApple製品(iPhone、iPad、Macなど)の購入はできません。
Apple StoreとApp Storeの違い

しかし、App StoreやiTunes Store、Apple Music等のデジタルコンテンツサービスでは利用可能です。
KDDIと沖縄セルラー電話が2016年8月17日に発表した内容によると、「Apple Storeでの商品購入には対応しない」ことが明記されています。これは現在も変わらない制限事項です。
auかんたん決済で購入可能なApple関連サービスは以下の通りです。
- App Store - アプリやゲーム課金
- iTunes Store - 音楽、映画、書籍
- Apple Music - 月額サブスクリプション
- iCloud ストレージ - 追加容量
- Apple TV+ - 動画配信サービス
- Apple Arcade - ゲームサブスクリプション
- Apple News+ - ニュースサービス(日本未対応)
auかんたん決済でApple Storeを利用する方法

ただし代替え方法はあります。それはau PAYプリペイドカードを利用するのです。au PAYプリペイドカードは即時発行できるバーチャルカードも存在しますので、すぐに現金化を依頼することも可能です。
au PAYプリペイドカードでApple製品を購入する流れ
ステップ1.au PAYプリペイドカードを発行する
アプリ内から申し込んでください。バーチャルカードは即時発行されます。
ステップ2.チャージ
「チャージ」→「auかんたん決済」を選択し、チャージ金額を指定してください。
ステップ3.Apple Storeで購入
店舗の場合は支払い方法を「Apple Pay(QUICPay)」または「Mastercardクレジットカード」として提示してください。
また、オンラインの場合は支払い方法に「クレジットカード」を選び、au PAYプリペイドカード番号を入力。成功すればそのまま購入可能です。
高額高換金率の現金化はできない
あとは当社レインボーや家電買取店で買取して貰えば現金化できる訳ですが、auかんたん決済の枠が少ない為下記のApple製品に限られてしまうデメリットがあります。
auかんたん決済で購入できるApple製品一覧
上限 3万円程度の人
(新規契約者・利用実績が浅い方など)
- AirPodsシリーズ
- AirPods(第2世代)19,800円
- AirPods(第3世代)26,800円
- AirPods Pro(第2世代)39,800円 → ✖(超える)
- Apple Watch SE(第2世代):37,800円 → ✖(超える)
- HomePod mini:14,800円
上限 5万円程度の人
- 上記に加えて…
- Apple Watch SE:37,800円
- Apple Watch Series 9(アルミ):59,800円 → ✖(超える)
- iPad(第10世代)64GB Wi-Fi:68,800円 → ✖(超える)
上限 10万円程度の人
- 上記に加えて…
- iPad(第10世代 64GB Wi-Fiモデル):68,800円
- iPad mini(64GB Wi-Fiモデル):72,800円
- Apple Watch Series 9(アルミ 41mm GPS):59,800円
- Mac mini(M2モデル/256GB):84,800円
- MacBook Air 13インチ(M2 256GB):134,800円 → ✖(超える)
さらにApple製品で人気のiPhoneは購入できない為、買取率は60%~70%と悪くなってしまうのです。
まとめ:auかんたん決済の現金化効率
この為高換金率で、高額な現金化をする場合はペイディApple専用の方にメリットがあるのです。審査難易度もそれほど変わらないのでどなたでもご利用可能です。
また当社レインボーでは少額でも高価買取が可能ですのでお気軽にご相談くださいませ。





