AirTagの魅力と正しい使い方を解説

今回はAirTagの魅力と正しい使い方について解説させていただきます。価格は4,980円と安くなっており、ペイディあと払いプランApple専用で月々1660円の3回払いでも購入できます。しかも月額量や通信量も発生しない製品ですので紹介させていただきます。
AirTagの機能
AirTag(エアタグ)とはAppleが開発した紛失防止タグです。

直径3㎝厚さ8㎜程の小さなものですので、落としやすい財布やカバンの中に入れておきます。
そして仮になくした場合は、iPhone等のAppleデバイスで利用できる『探す』のアプリで落とした場所を特定できるのです。
さらに探すのアプリで落としたiPhoneから音を出すことができるように、AirTagからも音を出でるので探しやすくなっています。
耐水性もある
また耐水性にも優れております。水深1mで30分耐水できた結果が出ているようですので、雨による障害はなさそうです。
またバッテリー持ちは1年間です。電池を交換すれば続けて使用できます。
キーフォルダーやスマホにも設置できる
ただしデメリットとしてはAirTag自体がマグネット式やシールが無いので使用用途が下がってしまう部分です。
しかしAppleやその他のお店でもアクセサリーが販売しておりますので、鍵に付けるキーフォルダやiPhoneを2台お持ちの方は粘着式のカバー等が販売されております。
AirTagの魅力は様々な活用ができること
さらにAirTagでは様々な機能があります。
すぐに紛失したことが分かる
私が良いなと思った機能は置き忘れ機能です。AirTagが手元から離れるとiPhoneに通知してくれます。
なくした時は早ければ早い方が良いです。生活に支障が出ませんし、被害も出ない可能性が高いです。
ただし、通知がでるのはすぐではなく距離に関係しているようです。大体400m離れると出ますので、同じ場所で遊んでいる場合なのでは通知されないケースがありますのでご注意ください。
リモート監視ができる

またAirTagをお子様のカバンに入れておけばどこにいるのか分かりますので安心できます。
AirTagの通信の仕組み
ただしAirTagはiPhoneのBluetooth通信を利用して場所を特定しておりますので、人の多いデパートや遊園地などで迷子になった時は活用できるでしょうが、スマホを持たない環境の幼児を常に監視することは難しいでしょう。
ペット不可
またペットの首輪に付けて活用している方もいるようですが、Appleではペットや子供に付けるのは推奨されておりません。
車や自転車に付ける
他の大切なものと言えば車や自転車等でしょう。都会暮らしの方では駐輪場が1階ですし、自動車は離れた場所にある場合がほとんどです。そんな時にAirTagを付けていれば地図アプリで監視することができます。
AirTagでできないこと

こんな盗難防止や追跡装置にもなりそうですが、ストーカー防止の為完璧に盗難防止としては利用できにくくなっております。
登録者から離れると最大24時間で音が出る
まずAirTagでは10m離れた距離では8時間、最大設定でも24時間で音が出る仕組みとなっております。この為ずっと遠方では監視しづらいのです。
なおこの機能は24時間以上や消音にはできません。不正改造して販売する業者は逮捕されております。
犯人にばれてしまう
また車などのAirTagが仕込まれていると30分以内に犯人側に通知が来てしまいますので、分かってしまうのです。AirTagはカバーを外して電池を取り除けば追跡は出来なので、あまり盗難防止としては効果的ではありません。
窃盗団はこの辺りの知識があるので、すぐに電池を外して持っていくでしょう。一応盗難車に対応している人として通知を見て逃げる犯罪者もいるかもしれませんが、最近は闇バイトとして素人にやらせているので、その判断もなく任務を遂行してしまうのです。もちろん犯人は捕まりますが、それよりも先に大元は盗んでいるのでより防犯対策は難しくなっています。この為窃盗されやすい車や自転車をお持ちの方はAirTag等のチンケなものに頼らずに、セコムや盗難防止に対策したサービスをご利用ください。
まとめ:AirTagの正しい使い方
AirTagは紛失防止タグです。無くしやすい財布や鍵、置き忘れのカバンなどに入れておくと紛失した時に探すアプリで見つけやすくなるアプリです。
また置き忘れには通知してくれるモードもあるので魅力的ではありますが、その他、人やペットを探すことは不向きであり、ましてはストーカー行為もできなくAppleでは対処されております。この為、盗難防止での使用効果も少なくなっているのでご注意ください。